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INTERVIEWS
主演 宮崎ますみ & MARTHによる アニメ「君と逢える約束の場所」について お二人の想いを語って頂きました。
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MARTHが肩を震わせて泣きながら創った作品
「君と逢える約束の場所」
MARTH:昨日は、「君と逢える約束の場所」朗読をしていただいて、いかがでしたでしょうか。

宮崎:やはりスタッフの方々が非常に直感的で、お話しいただいてから、私も準備する時間が正直なところなかったのですが、初見、楽しく、リラックスさせていただいて、やらせていただきました。結構、長かったですね。3時間ぐらい…。

MARTH:そうですね。自分で書いたときにはそんなに長いと思っていなかったのですが、長編アニメですね。

宮崎:でも、それを感じさせない脚本ですし、実際録音してても時間があっという間でした。そして後半は、もう、本当に感情がうーっと、私の方ものってきて、うるうるしながら読ませていただきました。

MARTH:最後にティナがいるんじゃないか?って、もしかして、約束の丘に…って思った時に、あれは、本当は最初はなかったのですが、書いているうちに…それで、リリが、 「リリ行くぞ!!」って。「いるかも知れない!」って言った時に、リリがハッ!って…。で、一緒に走るのです。 約束の丘に…そのとき、こみ上げてきて、やはり僕は長年、癒し系の、ヒーリング音楽とは言われてますが、自分の中では悲しみと痛みを抱きしめるような想いで曲を書くわけですが、結構感動して涙するときも確かに、楽曲制作のときもあるのですが、あの、「ティナがいるかも知れない?!」って言ったときの、震えて泣いたというか、書きながら。

宮崎:そうなんですね!

君と逢える約束の場所 ラストシーンより

MARTH:ええ。それは僕も本当にびっくりして。なんというのか。すごい…ティナがいるかも知れない!約束の丘にいるかもしれない!って、リリ行くぞ!って走るときに、一種の…なんだろうな。その中に、書いてて入って。いい歳なんですけども、ものすごい勢いで走っているのです。頭の中で。リリと。もうダッシュで、体が軽いという言い方はおかしいのですが、すごいその中に入れて、走っていって…大きな木が見えてきて、そこにティナがいるというときに、震えて泣きました。自分で創っていて、音楽というか曲であそこまでなったことはなかったのです。あんなになって…。 自分を観るセミナーというのを昔やっていたのですが、人があのように泣くことは見たことがあるのですが、自分が嗚咽というか、鼻がバーってなるぐらいに泣くというのは0、本当に初めてかな、というぐらい。それが、嬉しくて泣くわけですよね。 ティナが来たかもしれないという。悲しいというか、愛しいというか。

宮崎:そうですね。ティナのセリフも、 「一万年待ってたんだよ」

MARTH:そうそう、言うんですよ。あの最後のところが、ものすごく自分がびっくりするくらい…。自分で創っておいてあれなのですけど、感動して…。あまりそのようなことは、そこまではないというぐらいに、肩を震わせて泣いて創った作品なんです。それを昨日、読んでいただいたと思います。

宮崎:私は、ティナのいた世界から、たけるが、自分の時代に戻るという、そこのとき、そして戻ってから、お父様が…あ!これは言っちゃいけないかしら。

MARTH:いえ、もうオープンにしています。YouTubeとか、いろんなところで流れています…。

宮崎:帰ったら、もうお父様が、倒れていなかったという…そこで、それでも全部、全部受容して、許すというセリフがありましたね。あそこでものすごく、私も感極まって、もうどうしようもない、仕方がないんだって…。

MARTH:その、分離社会だから、という。 それは大きなテーマなんです。自分の父親が、その法務省の総合研究所というのがありまして、そこの研究員だったのです。若き日、僕が精子だった頃です…。そこで囚人の人の回帰のことを研究していたのですが、やはりこの社会の、自我世界というか、分離社会ですね。これもやむない、五感とか言葉、名称付けとか、素粒子に見えない目。要は分子としか見えない目。つながってなく見える。かつ、ここまでが自分だと思える。 という中から生まれてきた分離社会ですから、精神世界の人がいくら一体なんだワンネスなんだと言っても、実感として、実際、マントラを使って、スートラを使って真我に還ろうとするときに、五感を外してゆくのです。やはり五感って、ものすごく自分というのを強めているのです。 そのような人類の悲しみ。これは誰かのせいだって言えるのかな…というような。 そこから生まれた、『人に勝て』、『良くなれ』、『すごくなれ』というものを潰すのは、日本で言えば善であり、色即是空であったり、宗教性だと思うのです。そのような一体に還る。 ということの悲しみが人類になくて、それが、『勝て』、『人に負けるな』、『やられるな』、『やっつけろ』というような文化になったのは、僕は止む得ないと思うのです。 それによって、人が苦しくなり、脳内物質が出なくなり、苦しい人生になる。存在と真我から離れてしまう。その支援を受けれなくなる。ということをテーマに、書いたというか 創ったのです。 そのへんが、今年のテーマとして今、いろんな発信をしているのですが、人類に分かってもらいたい、本当はどんな悪と言われる人たちも、愛でできていて、素粒子でできていて、自らを償ったり、罰したりもしながら、気づかせようともすると。 一体であることをですね。 だから、ちょっと不思議なことですが、これは自分の個人的な思いなのですが、神様というのがもしいたとしたら、反省しているんじゃないかなって。たまに思うのです。
愛の世界を創れるというのは、すごい進化
MARTH:これはちょっと冗談なんですけど…

宮崎:どういうことですか?

MARTH:要は、人類に五感をつけて、名称付けをつけた。一応聖書では、それはヘビさんが、名称づけとか知識の果実、分離のことですね。そうすると分子が強化されるということは今量子力学で分かっているし、五感は強力ですからね。だから、分離社会になってしまうのは、誰のせいでもないという…。でも、そこに人類が気づいて超えてゆく。 そうすると、神は喜ぶだろうなと。もし、神がいるなら。 創造主は喜ぶだろうな。人類が、そのハードルを、その五感と名称付け、分子しか見えない世界を創って、それを人類が克服して、一体を取り戻してゆける。愛の世界を創れるというのは、すごい進化だと。で、よくやったって天が言うんじゃないかなって。 逆に言うとハードル高いんじゃないかなって。

宮崎:よく、神様の遊技場と言いますね。この世は大きな神様の紙芝居というかね。 中略 宮崎:そのプロセスを見ているのは本当に嬉しいんですね。 私自身も磨かれていきますし…それはこの肉体を持った分子世界の醍醐味なのかなと思ったりもしますね。

MARTH:そのようなセッションとかワークショップで、一旦それに気づく。感動も、至福も。で、また会社に行く。家庭に帰る。当然、そこに、分離社会に戻るわけです。そのような痛み。また、戻ってゆく人を、参加者を見るとか、そのような悲しみもありますね。 だから、僕は社会の方を、人の方をやろうとしたら、ものすごい数が必要なわけですね。

宮崎:ひとりひとりやったら。そうですね。

MARTH:ひとりひとりだと。だから、社会全体がそのようなことに気づくというのが、SNSというかインターネットというのでしょうか。これがあることで、ひとりひとりやるというのは、ものすごい数必要になるわけですけど、それをインターネットを使って、一体性を取り戻す。真我に還るというか…。 今、人類は、なんというのでしょうか。 無我とか、自我の終焉とか、ノーマインドとかですね。 同じ意味であるでしょうけど、それは、自我からみるとつらいというか、あまりこう、楽しいって、今のますみちゃんがおっしゃられるように、一般の人は捉えられなくて。 例えば、相田みつをさんの「負ける練習、はじかく練習」そんなの嫌だ!とか。負ける練習、恥かく練習、馬鹿にされる練習、これ、素晴らしいです。でも、それは嫌だ。負けたくないよ!馬鹿にされたくないよ!蔑まれたくないよ!というのが、通常のこの世界じゃないですか。

宮崎:そうです。そう、教育されてきました。 家庭でも、学校でも…。

MARTH:そうなんです。だけど、実は、それをやることだって、真我、本当の本体に戻るじゃないですか。そうするとここの全宇宙が味方になるわけです。

宮崎:そうなんですよね。



全宇宙を味方にする
MARTH:だから、無防備に見えるのです。自我を手放すということは。要は、許すとか。傷つけられても傷つけないって、どういうことなんだ?って、この前もある監督さんに、MARTHはなぜ、MARTHは傷つけられても傷つけないって、やられちゃうじゃないか!ってやはりおっしゃるのです。 だけど、実はすごく守られるわけです。万物に還るということは、今まで独立していたわけです。自分の好きなことをやるんだ!って、自我が、自分が好きだってこう言って出ると、本当は…。 これは僕の個人的な考えですが、自我が好きなことをやるために生まれたとは、僕は思っていないのです。天がやりたい。天の一部で、天そのものなんだ。 天のやりたいこと。天が愛の世界を地上に創りたいのだから、それをやることが、大切なことだと思うのです。僕は、です。 だから、天がやりたいことを、真我に還るということは、自我の喜びとは違う。心底本質の喜び。感動と愛、安心感。 脳内物質もちゃんと出るようになり、副交感神経もちゃんと出るようになる。その元には、素粒子が綺麗に回るようになる。 そのことが、本当は楽しくて良いことなんだということを、発信していきたいです。

宮崎:そうですね。手放しなさいというよりも、こっちがどれほど美しく、調和的で、至福な世界かということは、でも来てみないと実はわからないけれども、来たものは、そのMARTHさんだとか、やはりリーダーの方たち。私も少しでも、その体験を発信して、いいんだよ、来ても。これからもむしろそっちの方が生きやすいよって…。

MARTH:だって全宇宙を味方にできるんですよ。で、独立している。自我が勝つんだ、偉くなるんだ、すごくなるんだというのは、たったひとりでそれを、自分のことを考えてくれるのは自分だけなのです。自我の世界では。だから助けが、ないのです。ところが、自我を捨ててしまうでしょう。分離をやめてしまって、真我に還ると、すべてが味方になるわけです。防衛から何から、とんでもないことが起こるのです。 それを味方にしないで、自我の拡大や自己の高揚を考えたら、ものすごく大変なことばかりになるということを、今年はやりたいと思います。

最後に…たける役 への想いを語っていただきました。
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約束してきた大切なミッションを想い出させてくれる…
私は20歳の頃からずっと、Who am I ? と自分自身に問いながら、「魂の探求」を続けて参りました。

本心で生きられない悲しみ。本心で生きられない憤り。本心で生きられない虚しさ。この世の幻想の中で逃げきれない絶望から大病をし、私はそこで生まれ変わったのです。もう偽って生きることをやめようと、自分自身の魂に誓いました。

そこから、魂に付着した記憶を削ぎ落とし続け、今ようやく機が熟し、「君と逢える約束の場所」に巡り会えた気がします。 スクリプトを読みながら、声を潜めていた神我は、この地上に姿を顕わす許可を得た気がしました。

分離も争いもない、真の世界。神の世はこれからどんどん実現されていく事でしょう。その為にも、人類一人一人の目醒めは急務です。

「君と逢える約束の場所」は、今このタイミングに地球上に生きている全ての人の魂を奮い立たせ、約束してきた大切なミッションを思い出させてくれるはずです。

物語の中で、どうぞ私たちと一緒に魂の旅をして下さい。 あなたが本当のあなたを思い出す旅。そして決して一人ではない。共にこの地球上を楽園にしていくと約束をした仲間が居ることを信じて下さい。自我を脱ぎ捨て、大いなる愛と溶け合うために この映画はあなたをいざなって下さることでしょう。

宮崎ますみ
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君と逢える約束の場所
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